みにゃ通信5





「私と音楽」 長島実奈(みにゃ通信5より)

 小さい頃から歌は好きでしたが、私が本格的に音楽を始めたのは高校2年生の時です。夏休み明けに、合唱部の先生から「いい声してるから歌をやってみないか」と勧められ、それから音大を目指して勉強を始めました。それまでピアノを習った事がなく、右手と左手の指で違う動きもできなかったので、バイエルから練習を始めました。家にピアノがなかったため、高校の練習室を借りて早朝とお昼休みに練習。家から学校まで1時間半と遠かったので、毎朝5時前に起きてお弁当を作り、練習室をとるために並びました。声楽やピアノだけでなく、音大受験に必要な楽典やソルフェージュも、授業の合間や放課後に、学校の先生から特訓を受けました。いい先生方に巡り会えて幸運でした。

 合唱部では、毎年定期演奏会でオペレッタや創作ミュージカルを行っていました。中学では「白雪姫」7人の小人、「アラジンと魔法のランプ」アラジンの叔父さん、高校では「動物の謝肉祭」動物たち、「森は生きている」主役の少女を演じました。また、「ウィーンの森の物語」や「キャッツ」メモリーなど、踊りながら歌って楽しかった思い出もあります。小道具や衣装を作り、舞台を作り上げていく面白さは、この時に体験しました。

 音大を卒業してからは、主人と同じ師匠ミロ・ソルマン氏(テノール歌手)との出会いやイタリアでのオペラ経験、また主人と一緒に立ち上げて10年間活動していた「NPO法人音楽工房のあ」での経験、たくさんの出会いがありました。それら全てが大切なもので、私の今の音楽活動に生かされています。

 今まで、大きな病気をしたり、亡くなった母の病気のことなどで自分が辛くて大変な時に、歌ったり教えたりする事は、心の支えになりました。また私の歌やレッスンで、元気になったり、何かを感じてくださる方もいて嬉しいです。音楽をやっていて本当によかったなあと思います。




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